映画『ウォルター少年と、夏の休日』
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そういえば映画もずいぶん見てきたし、貴男ちゃんも映画の事書いてたし、
私も映画について描いてみようと思いました。
この映画、相方が見たいと言わなかったら見なかったと思います。
なんだか見るからにお涙ちょうだいなジャケットだし、
天才子役が話題の映画だったし。
でも、これ思ってた映画と全然違った。
天才子役がかなり脇役でした。
メインはなんといってもおじいちゃん2人の兄弟!!
超かっこいい!
アメリカ人にも”粋”ってあるんだなぁなんて思ったり。
波乱万丈・冒険たっぷりの人生を送ってきたおじいちゃん兄弟。
お金もたっぷりあるのでのんびり暮らしてたところに、
母親に置き去りにされた少年。
と、ここまでだとありがちな内容かと思うけど、違った。
原題が『 セカンドハンド・ライオンズ SECONDHAND LIONS 』
”老いたライオン”
そう、全然違うんですよ。
こっちなんですよ。
確かに、「ガキなんてウザい!」って言ってた老人と
少年の心の歩み寄りにはホロッと来る場面がいくつかありますが、
老いたライオンの生き様、死に様がメインなのです。
お金目当てにいろんな人が尋ねてくるんですが、
「とりあえず撃っとくか」
とライフルでバンバン撃ちます。
少年と魚釣りをしていても、退屈すると面倒になって撃ちます。
やんちゃなおじいちゃん。
見た後は、暖かく爽快な気持ちになります。
自分が男だったら、こんな風に生きてこんな風に死にたい。
一緒に見た相方と、
あのシーンのおじぃちゃんかっこよかったね!
あそこは笑えたね!かっこよかったね!
と、思い出して語り合うのも楽しい映画でした。
時間があったらまた見たいなぁ

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2009.10.31(Sat)23:21 ▲